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選択的夫婦別姓を社説に載せない新聞社で働く男

熱血!与良政談:「政高法低」の行き着く先=与良正男
毎日新聞 2015年11月04日 東京夕刊

 何しろ、これまでの憲法解釈を無理やり変えて集団的自衛権の行使
を認めてしまう安倍政権だ。もはや何をしてもへいちゃらなのかもし
れない。このところ、法の趣旨を逸脱した姿が目立つ。

 一つは沖縄県・米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題だ。

 沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が埋め立て承認の取り消し
を決めたのに対し、事業者の沖縄防衛局は行政不服審査法に基づく不
服審査を求め、石井啓一国土交通相が取り消し処分の執行停止を認め
たのはご承知の通りだ。

 だが、この法律は行政機関から不利益な処分を受けた「私人」を救
済するのが本来の趣旨だ。果たして防衛局が「私人」か。政府と県の
対立を同じ政府の国土交通相が判断するのは利益相反ではないのか。
多くの行政法学者が「私人になりすましている」とまで批判している。

 政権側はこんな批判が出るのは分かっているから、同時に代執行
(これまた知事の権限を奪う強行手段だが)の手続きにも着手したが、
やはり驚くのは今の法律は国の機関の申し立てを明確に禁じていない
から構わないという発想だ。政府が法の抜け道を探し都合よく適用す
る。それは権力の乱用につながる。

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や中国問題、あるいは
「1億総活躍とは何か」等々、新しい課題が次々と出ているのに臨時
国会を開こうとしないのも同じだ。

 憲法は衆参どちらかで総議員の4分の1以上の要求があれば内閣は
臨時国会の召集を「決定しなければならない」と記す。どう読んでも
開会するのが当然だと思う。ところが野党が憲法に基づき開会を求め
たにもかかわらず、政権側は憲法には召集期日の規定はないことを盾
に拒んでいる。

 過去にも例はあるが、あしき前例に従う必要はない。そもそもこの
条文は内閣の勝手な都合で、国権の最高機関=国会が開かれない事態
を防ぐためのものだろう。権力の独走を抑え、少数意見を尊重すると
いう意味も込められているはずだ。

 安倍政権は自民党より首相官邸が圧倒的に強い「政高党低」と言わ
れるが、現状は非立憲主義的な「政高法低」と言った方がいい。本質
的な問題なのに総じてメディアの追及が手ぬるい。私たちが慣れっこ
になってはいけない。
(専門編集委員)


このところ毎週のように毎日新聞専門編集委員・与良正男氏の「熱
血!与良政談」を取り上げてはあれこれ言ってますが、今週も言わ
ないわけにはいきませんよねぇ。

いやっ、上に書いてあることに取り立てて文句はないのですが、、、
問題は書いてないことにあります。

毎日新聞専門編集委員であらせられる与良正男氏ですから、毎日新
聞の社説を見てみましょう。
2015年11月
5日 社説:もんじゅで勧告 運営者交代より廃炉だ
  社説:中台首脳初会談 地域安定を図る対話に
4日 社説:虐待9万件 児童相談所の充実急げ
  社説:一人っ子政策廃止 国家の介入は必要ない

昨日11/4には最高裁で選択的夫婦別姓の弁論があったというのに、
昨日も今日も、毎日新聞の社説には、そのことは一切触れず、、、。
まぁ、社説で違憲判決が出る前に「選択的夫婦別姓を認めない民法
は違憲だ!」などと書くのはちょっと問題があるのかもしれません
から、こういうコラムに書いてあるのかと思ったら、与良正男氏も
一言も触れず。

安倍政権は非立憲主義的な「政高法低」と言った方がいい、などと
言っておきながら、民法がその憲法に反するのではないかが争われ
ているのに、関心なしとは泣けてくる。(T_T)

これで、もし違憲判決が出たら、ここぞとばかりに、国会がサボっ
てきたせいだ~!などと叩きまくるですかねぇ、毎日新聞も?!
そんな毎日新聞の専門編集委員が「メディアの追及が手ぬるい」
と言ってるんだから、あれですよねぇ、「暗いと不平を言うより
もすすんで灯りをつけましょう」という感じでは?!

私が見た中で11/4、5に社説に選択的夫婦別姓問題を書いていた
のは、↓こちら。
東京新聞だけですよ~!

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【社説】東京新聞
夫婦別姓訴訟 普遍的な人権の尊重を
2015年11月5日

 夫婦同姓を求める民法規定が女性に差別的で憲法に反するとした
訴訟で最高裁大法廷が最終弁論を開いた。夫婦別姓も選べる制度の
導入は人生の選択肢を広げる。普遍の人権として判断すべきだ。

 夫婦が結婚時に「夫か妻かどちらかの姓を名乗る」と定めた規定
が男女平等を定める憲法に反していないか。家族のあり様や結婚、
人生に対する考え方が多様になった今、東京や富山などに住む男女
五人の原告がこの規定を不合理だと訴えたのは自然なことだ。

 最高裁は、新しい憲法判断や過去の判例を変更する場合に十五人
の裁判官全員による大法廷に審理を移す。夫婦別姓をめぐる訴訟は
四日、最終弁論を終えた。

 「夫婦同姓」は家を重視した明治民法の規定が戦後も残された制
度だ。「夫または妻の姓を称する」という表現は中立的でも、姓を
変えるのは今でも96%が妻である。

 夫婦の話し合いで決める場合もあるだろうが「女性は結婚によっ
て姓を変えるもの」という社会通念が作用し、民法規定が生み出す
必然の結果ともいえる。高裁で人格権の一部だと判断された姓を一
方だけが変えなくてはならないのは差別的だろう。普遍的な人権問
題として考える必要がある。

 改姓をめぐり周りと摩擦や職業的な不利益を感じる人が増えた。
結婚前の旧姓を通称として使うことを認める職場は増えたが、職場
によって認めたり、逆もある。公には認められない場面が多い。

 夫婦が希望によって別姓を名乗る制度が導入されても不利益を被
る人はいない。現状では女性に不利益が多い。「家族の一体感を壊
す」という反対派に対し、政府の世論調査では「家族の絆と姓は関
係ない」と答えた人が六割に上る。選択的別姓制度の導入もとくに
若い世代では賛成が多数派になった。だが、人権にかかわる問題で
賛否の割合を条件にしてはいけないのは言うまでもない。

 法相諮問機関の法制審議会は一九九六年に出した民法改正案要綱
で、選択的夫婦別姓導入や再婚禁止期間短縮、婚外子差別是正など
をまとめた。子どもの人権にかかわる婚外子相続については一昨年、
違憲とする最高裁の判断で是正されたが、女性の人権にかかわる規
定は放置されたまま。女性差別撤廃条約にも反する。

 女性の活躍を期待するのなら、基本の人権問題を正すべきだ。最
高裁は違憲審査権を発揮し、その判断では規定の違憲性や立法府の
怠慢に踏み込んでほしい。
Copyright (C) The Chunichi Shimbun, All Rights Reserved.


こちらは東京新聞の社説ですが、誰が書いてるんでしょうねぇ?
まぁ、その人物は「どうだ、朝日、毎日、参ったか?!」と社説に
選択的夫婦別姓問題を書かない朝日新聞や毎日新聞の不甲斐なさに
比べて、こうして社説に書ける東京新聞を誇りに思った、、、かど
うかはわかりませんが。
違憲判決が出てから、ワーワー言い出す他の新聞社に対して、どう
思っているのか聞いてみたい気がしますよ。(^_-)

下から4段落目ですが
>結婚前の旧姓を通称として使うことを認める職場は増えたが、職場
>によって認めたり、逆もある。公には認められない場面が多い。
とありますが。

>認めたり、逆もある。
とか
>公には認められない場面が多い
とか、文字数に制限があるんですかねぇ?
もちろん、制限はあるでしょうけど、何か省略しすぎというような。

>公には認められない場面が多い
というのは、昨日取り上げた朝日新聞かNHKの記事にあったと思い
ますが、たとえば弁護士だと、旧姓を通称として使用することはで
きるが、公正証書ですか、法律上の名前を書くことを要求されると
戸籍上の名前を書くしかないとか。
2つ名前を持つことになったりで、ややこしですよねぇ。
その話でしょう。

下から3段落目
>だが、人権にかかわる問題で賛否の割合を条件にしてはいけない
>のは言うまでもない。
だとか。

まぁ、これは人種差別とか民族差別とか、差別の問題で考えたら
よくわかりますよねぇ。
たいてい差別する側が多数で、自分たちに有利な制度を作ってる
わけだから、世論調査をすれば今ある制度を維持したいと思う人
が多くなるのは仕方ないでしょう。

だから、世論で賛成が多いから差別を続けよう!としたのでは、
いつまでも差別はなくならないですよねぇ~。
あと、アメリカの「ロー対ウェイド判決」
こちらのウィキペディア↑では「ロー対ウェイド事件」となって
ますが。

アメリカの連邦最高裁判所が1973年に中絶は女性の権利と認めた
というか、
>「妊娠を継続するか否かに関する女性の決定はプライバシー権
>に含まれる」として、アメリカ合衆国憲法修正第14条が女性の
>堕胎の権利を保障している
と初めて判示したそうで。

うん、そういうことです。(?)
まっ、上のウィキペディアにもありますが、これなんか、いま
だに揉めてますよねぇ、アメリカでは、、、。

ただ、東京新聞には「賛否の割合を条件にしてはいけない」とあ
りますが、最高裁の判事の賛否の割合で判決が決まりますよねぇ。
結局は数だと思いますけど。

だから、共和党の中絶に反対する大統領は、ロー対ウェイド判決
をくつがえしてくれることを期待して、次々に保守派の人物を最
高裁判事に送り込むんですけど、いまだ覆らず、、、。
まぁ、民主党の大統領はリベラル派を送り込みますからねぇ。

それから、アメリカの最高裁判事は終身だから、たとえば、20年
前に保守派として送り込まれた人物が長く最高裁判事をやってい
くうちにリベラルになるとまではいかなくても中間派になるとか。
そんな変化もありますよねぇ。

合衆国最高裁判所
詳しくは、↑こちらの下の方の「現在の構成」とか「判断傾向」
あたりをご覧あれ。

日本では安倍っち(安倍晋三・首相)が「日本を取り戻す!」とか
言って、戦前に戻そうとするのか(まっ、本人は日本を良くする
という意味で使ってるんでしょうけど)、そんな動きをしてます
が、ちょうどアメリカでも同じような動きがあるんですねぇ~。

アメリカの話は置いといて。
そうそう、だから世論に従っていたのでは差別が解消できないと
か、人権を保障できないというときには国会が国民をリードする
形で法律を作らなければならないんでしょうけど、まぁ~、自民
党ですからねぇ、そんなことはできないでしょうから。
そうなると、最高裁にがんばってもらうしかないですよねぇ。

安倍戦争法案(安保関連法案)のときは、「違憲審査できる唯一の
国の機関は最高裁です」みたいに言ってたのは稲田朋美政調会長
でしたか。
なんですから、違憲判決が出たら早く民法を改正してほしいもの。

まっ、違憲判決が出たら、選択的夫婦別姓を認めない民法を長く放
置してきた自民党の保守のみなさんを非難する記事がたくさん出て
くるんでしょうけど、それを書いてる新聞社が、11/4、5に何を書
いていたか、今から切り抜いて保存しときたいですよ。(?)

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11/4は別姓記念日?

今日11/4は、最高裁大法廷で選択的夫婦別姓の弁論が開かれるとい
うことで、”「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラ
ダ記念日”にならって「11/4は別姓記念日」というタイトルにしま
した。

では、10月の記事からどうぞ。↓。

夫婦別姓選択できる制度求め 最高裁に署名提出
2015年10月29日 18時28分

夫婦別姓を認めない民法の規定について、最高裁判所が来月、大法廷
で弁論を開くのを前に、夫婦別姓を選択できる制度を求める人たちが
およそ2万人分の署名を最高裁に提出しました。

民法は夫婦別姓を認めておらず、この規定が妥当かどうか争われた裁
判で、最高裁は来月4日に15人の裁判官による大法廷で主張を聞く
弁論を開くことにしています。

29日は、この弁論を前に、夫婦別姓を選択できる制度を求めている
女性5人が最高裁を訪れ、ことし6月からインターネットを通じて集
めた2万480人分の署名を提出しました。署名した人たちからは
「名字を変えたくない」とか「娘が結婚したら今の名字がなくなって
しまう」といった声が寄せられたということです。国の法制審議会は
平成8年に夫婦別姓を選択できる制度の導入を答申していますが、
「家族の絆が失われる」とか「子どもが混乱する」といった反対する
意見もあり、法改正には至っていません。

署名を呼びかけた1人、小路雅代さんは「一人一人の声を通じて最高
裁が憲法違反だと判断し、速やかな法改正につながることを望みま
す」と話していました。

最高裁の判決は早ければ年内にも言い渡され、初めて憲法判断が示さ
れる見通しです。
Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation)
All rights reserved.


と10/29にNHKのニュースが報じたものですが。

選択的夫婦別姓の裁判を最高裁の大法廷ですることになったといい
ますか、大法廷に回されたと報道されたのが、今年の春ころでした
か。最高裁が選択的夫婦別姓の憲法判断を出しますよという感じで
したが。

それはいつなんだろう?とず~と気になっていましたが、11/4でし
たか。
まぁ、それも、上の記事のように10月の終わりになって報道される
ようになったという感じですが、選択的夫婦別姓を求める人の署名
を集めていたという話は、この記事で知りましたよ。(@_@)

あれですよねぇ、安倍戦争法案(安保関連法案)に反対!と言って、
国会周辺でデモや集会を開いて声をあげてた人たちがいましたが、
最高裁の周辺でもやってほしですよねぇ。

「選択的夫婦別姓を認めろ~!」「今の民法は憲法違反だ~!」
とか、最高裁を取り囲むようにデモをやってほしいですよ。
まぁ、そのくらいやれば、マスコミも大きく取り扱うようになる
のでは!?

>インターネットを通じて集めた2万480人分の署名
というのは、多いのか少ないのか、ちとわかりませんが、、、。
まぁ、選択的夫婦別姓に賛成の人の署名を集めてるということが
話題にならなかったから、かえって良かったのかもしれないです
ねぇ~。

これが大きな話題になって、選択的夫婦別姓に反対の人が「この
ままほっといたら大変なことになる! 我々も反対の人の署名を
集めなくては!」と、たとえば神社神道なんかが本気になったら、
すぐに数十万の署名が集まるのでは、、、?

まっ、その話は置いといて、次に行きましょう。↓。

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夫婦別姓、最高裁の判断は? 旧姓使用が広がるなかで
杉原里美、田中陽子、河原田慎一 2015年11月2日05時01分

選択的夫婦別姓を求めるネット署名約2万人分を最高裁に提出した
有志=10月29日午後1時7分、東京都千代田区、堀英治撮影

 結婚後も働き続ける女性が増える中、旧姓使用を認める職場が増え
ている。一方で、国家資格や公文書によっては戸籍名の使用が求めら
れ、「二つの姓」による混乱も少なくない。夫婦別姓を認めていない
民法の規定は、憲法に違反しないのか。最高裁大法廷が近く、初めて
の憲法判断を示す。

■「信用、実績もこの名で」

 東京都内の私立高校に勤める30代の女性教諭は、数年前に結婚。
戸籍では夫の名字に改姓したが、学校では旧姓の通称使用を希望した。
だが、同校の慣例では、旧姓使用は「改姓した年度内まで」。その後
も使い続けるのは「前例がない」と認められなかった。

 職員室の名札が変わり、時間割も戸籍名。だが、生徒や保護者は、
女性を旧姓で呼ぶ。女性は今春、旧姓使用を認めるよう同校に求め、
東京地裁に提訴し、争っている。

 文部科学省によると、教員免許は原則として戸籍名。姓が変わった
時に教員免許を書き換えることは義務づけられていない。ただ、日常
の業務で戸籍名と旧姓のどちらを使うかは、学校や教育委員会の裁量
に任せられているという。

 「旧姓は、親から授かった姓で教員としての信用や実績もこの名前
で積んできた。今後も、本来の姓を大切にキャリアを築いていきたい」
と女性は話す。学校側は「法律上の戸籍名に基づいて、取り扱ってい
るだけだ」と主張している。

 都内のNPO法人「mネット・民法改正情報ネットワーク」は全省
庁に対し、所管している国家資格の登録で旧姓使用を認めているかを
照会した。11省庁の計101の資格について回答があり、今年4月
1日現在で、医師など約半数で旧姓使用が認められていなかったとい
う。

 医師の場合、戸籍名で登録し、登録内容に変更があった場合は申請
が義務づけられている。厚生労働省の担当者によると、罰則がないた
め、実際には免許を旧姓のまま持ち続けることも可能という。

 弁護士の場合は結婚後、身分証明書に「職務上の氏名」として旧姓
を登録できる。日本弁護士連合会によると、成年後見人として法務局
で不動産登記をする場合などは、戸籍名が必要になるという。

 国は2001年から、国家公務員の職員録や人事異動などで旧姓を
使えるようにした。民間企業でも、旧姓使用は浸透しつつある。

 民間の調査機関「労務行政研究所」が、上場企業など約3700社
に行った13年の調査では、約65%の企業が旧姓使用を認めている
と回答した。1995年の調査では約18%。20年足らずの間に大
きく伸びた。

 精密機器メーカー「富士ゼロックス」(東京都)は男女雇用機会均
等法施行から2年後の88年に旧姓使用制度を導入した。当時は先駆
的な取り組みで、「顧客との関係が継続しやすい」との社員の声を踏
まえた。現在、配偶者のいる女性社員のうち6割が旧姓を使用。旧姓
を使う既婚の男性社員もいる。

 名刺や名札、社員証、内線番号簿、業務上の印鑑は旧姓。人事異動
も旧姓で発表される。ただ、健康保険証など公的な手続きを伴うもの
は戸籍名で管理しているという。

 一方、海外業務が多い会社では、パスポートが原則として戸籍名し
か認められないため、旧姓使用は様々な不都合が生じる。

 ある旅行会社は、給与明細も人事異動の発表も旧姓使用が可能だが、
海外旅行の添乗では、航空券や宿泊先の登録は戸籍名、顧客対応は旧
姓と使い分ける。海外駐在での旧姓使用も認めているが、国によって
は業務上の書類などもパスポートやビザの登録名と同じであることを
求められ、戸籍名を使わざるを得ないケースがあるという。

■見直し求め2万人の署名提出

 こうした旧姓使用の広がりについて二宮周平・立命館大教授(家族
法)は「二つの名前を管理するのは、企業にとってコストもかかり、
得策ではない。民法を改正して、法律婚でも別姓を選べるようにすれ
ばいい」と話す。mネット・民法改正情報ネットワークの坂本洋子理
事長は「旧姓使用が広がるほど逆に、戸籍名の意味がなくなっていく。
仕事や社会生活で使ってきた名前が公的に認められない不合理さにつ
いて、考え直す時期に来ている」。

 最高裁では、婚姻時に夫か妻の姓のどちらかを選ぶ「同姓」と、女
性が離婚した後に6カ月間は再婚できないとする民法の規定が、とも
に憲法に違反していないかが争われている。4日に原告と国の双方の
意見を聴く弁論を開き、年内にも憲法判断を示す見通しだ。

 夫婦別姓も選べるよう求める訴訟では、事実婚の夫婦ら5人が「自
分の姓の変更を強制されない権利」は人格権として憲法で保障されて
いると主張。多くの女性が改姓を強いられ、男女平等や結婚の自由に
も反すると訴えている。

 国側は「男女の合意でどちらの姓も選べるので、男女平等に反しな
い」などと反論している。

 この裁判に関心を持つことで、選択的夫婦別姓を身近な問題として
考えようとする動きも広がる。10月29日には、別姓を認めるよう
求める約2万人の署名をインターネットで集めた20~40代の女性
5人が、最高裁に署名を提出した。メンバーの一人で会社員の佐藤仁
美さん(37)は「男性や幅広い世代から賛同が集まった。女性が活
躍する時代というなら、国が取り組むべき課題だ」と話した。
(杉原里美、田中陽子、河原田慎一)
朝日新聞


選択的夫婦別姓の最高裁の弁論が11/4。
11/3は休日で、その前の11/2の記事ですね。
う~ん、まっ、別に付け加えることも批判するとこもないですが。

まぁ~、明治時代に作られた民法にあった「家制度」ですが、女性
は結婚したら、結婚相手の男性の「家」に入る。
だから、その「家」の苗字を名乗る。
という考え方からしたら、結婚したら女性が姓を変えるというのは
当たり前のことなんでしょうけど、、、。

第二次世界大戦に負けて、新しい憲法もでき、家制度も廃止され、
男女も平等にしなきゃ!となって、じゃあ、結婚するときは、男性
か女性か、どちらかの姓に統一するということでいいかな!?
ということでできたのが今も民法ですよねぇ。

「戦後レジームからの脱却」じゃないですけど、こうしてできた民
法は早く変えたほうがいいですよねぇ。
まぁ、安倍っち(安倍晋三・首相)が変えると、明治の民法に戻して
女性が男性の戸籍に入る!みたいに変えてしまうから恐ろしいので
すが。(>_<)

この結婚のときの姓の問題というのは「家制度」の残滓(ざんし)
と呼ばれるものだとか。
まっ、終戦直後、民法改正にあたった人たちが選択的夫婦別姓を導
入しておけば、今になって憲法違反だ!などと問題になることもな
かったんでしょうけど。

まぁ、当時は今のように女性が結婚しても仕事を続けるとか、そん
なことは考えもしなかったんでしょうかねぇ~?
当時の社会状況を考えたら、結婚するとき男の姓にするか女の姓に
するか選ぶことができるとしとけば、平等になるでしょうとなった
んでしょうねぇ。

「先生、それでは、男女とも働いてると、どちらかが姓を変えるこ
とで不都合なことが起こりませんかねぇ?」
と質問すると、
「考えすぎですよ、アッハッハ」
で終わったのかな。
(↑フィクションです)

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(天声人語)別姓、最高裁を動かすか
2015年11月4日05時00分

 その文章には至極もっともなことが書いてある。いわく、日本では
近年、結婚や家族のかたちがとても多様化し、そのあり方に対する国
民の意識も多様になった。家族の中での個人の尊重が、より明確に意
識されてきたことも明らかだ、と▼最高裁の大法廷は一昨年9月、婚
外子を遺産相続で差別するのは憲法違反とする初の判断を示した。そ
の理由の一端が引用した一節である。遅すぎたと評されたが、画期的
だったことも間違いない▼大法廷は1995年には合憲としていた。
すなわち、司法の判断は変わりうる。では、どんな時に変わるのか。
先月末にあったシンポジウムで、憲法学者の青井未帆(みほ)さんが
大法廷の変化に触れ、「最高裁は社会をよく見ている」と述べた▼婚
外子差別を解消する法改正を国会は怠ってきた。一方、差別は許され
ないという感覚が社会に次第に広がった。最高裁はいわば社会に支え
られて違憲と断じ、国会に対応を迫ることができた。逆に社会が動か
ないと最高裁は動かないと青井さん▼同じメカニズムが夫婦別姓の訴
訟でも働くだろうか。きょう、大法廷で当事者が意見を述べ合う。結
婚や家族の多様化、個の尊重という冒頭に引いた変化は、別姓の議論
にもそのまま当てはまるのだが▼国会はここでも動かない一方、社会
は旧姓使用を広げる方向に動く。「家族の絆が壊れる」との根強い反
対論については、安倍内閣が最近見解を示している。「壊れるかどう
かを客観的に判断することは困難」と。
朝日新聞


↑朝日新聞の天声人語ですが。
いやぁ~、朝日新聞のメール会員というんでしょうか、まぁ、私は
無料会員ですが。
会員になると、その日の記事の見出しが送られてきます。

そこで、この「別姓、最高裁を動かすか」を見たので、当然、11/4
の朝日新聞の社説かと思ったのですが、天声人語でした、、、。
え~と、最高裁の弁論が行われた11/4、その翌日の11/5。
朝日新聞の社説には選択的夫婦別姓の記事はなかったですよ。

私の見間違いかと思って、見てみると。

11/5(木)
もんじゅ 廃炉にするしかない 会員の方は全文読めます
中台会談へ 台湾の民意を忘れずに 会員の方は全文読めます
11/4(水)
大阪ダブル選 大都市再生の道筋を 会員の方は全文読めます
三省堂教科書 採択への不信招くな 会員の方は全文読めます


↑「会員の方は全文読めます」とありますが、ここはクリックし
ても読めませんよ。(T_T)というかクリックできません。

さてさて、上の天声人語の内容ですが。
2013年の最高裁で違憲判決が出た「婚外子相続差別」ですが、
1995年には合憲判決が出ていたそうで。

いやぁ~、不吉な暗示?
だから、いずれ選択的夫婦別姓も違憲判決が出るだろうが、まず
合憲判決が先に出る?
そういうことを言ってるんですかねぇ~?

まぁ、そうならないことを祈ってるということですか。
そう願いたいですなぁ~。(?)

え~と、社説でないと気づいたのにここに載せたのは、最後にあ
るこれですよ。
>「家族の絆が壊れる」との根強い反対論については、安倍内閣
>が最近見解を示している。「壊れるかどうかを客観的に判断す
>ることは困難」と。
だそうで。

いやびっくり!?
選択的夫婦別姓に反対してる人は、「家族の絆が壊れる」そして、
家族が崩壊する。やがて社会が崩壊する!と言って反対してるの
では?!

それが「壊れるかどうかを客観的に判断することは困難」という
のであれば、反対する理由がなくなるのでは、、、?
大丈夫なんですかねぇ?
神社神道なんか、カンカンに怒りませんかねぇ?

まぁ、「戦後レジームからの脱却!」などと叫んでいた内閣がそ
ういうのであれば、違憲判決が出てもおかしくないですかねぇ。

この安倍内閣からの見解を引き出したのは、、、
糸満? いや、それは地名ですか。糸、糸、、、
この人
https://m.youtube.com/watch?v=ShtS1ZTmg-4
糸数慶子参議院議員ですか。

糸数慶子議員のウェブサイトを見てみましたが、「私のお手柄です」
と自慢してあるかと思ったら?!
どこかにあるのかもしれませんが、私には見つけられませんでした。

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「夫婦別姓認めず」は違憲か 最高裁で弁論
2015年11月4日 16時47分

夫婦別姓を認めない民法の規定が憲法に違反するかどうかが争われた
裁判で、最高裁判所の大法廷で弁論が開かれました。原告側が「ほと
んどの夫婦が夫の名字で、男女差別だ」と訴えたのに対して、被告の
国側は「どちらかの名字を選ぶという規定で、差別ではない」と反論
しました。

夫婦の名字を同じにするという明治時代からの民法の規定について、
東京などの男女5人は、別々の名字を選べないのは婚姻の自由などを
保障した憲法に違反するとして、国に賠償を求める訴えを起こしてい
ます。4日、最高裁判所の大法廷で15人の裁判官全員が参加して弁
論が開かれ、双方が意見を述べました。

原告側は「夫婦がどちらの名字を選んだか調べた結果によると、96
%の夫婦が夫の名字を選んでいて、男女差別を生み出している。改正
の動きを見せない国会には期待できず、最高裁判所が救済してほしい」
と訴えました。一方、被告の国側は「原告が主張している『名字の変
更を強制されない権利』は憲法で国民に保障された権利だということ
はできない。民法の規定は夫婦どちらかの名字を選ぶというもので、
差別ではない」と反論しました。

最高裁は、早ければ年内にも判決を言い渡す見通しで、家族の在り方
に関わる明治時代からの規定について、どのような判断を示すか注目
されます。

旧姓使用の広がりも論点に

夫婦別姓を巡る議論では旧姓を使える職場が増え、別姓の制度は必要
はないという意見がある一方、旧姓の使用では解決しないという意見
があり論点の1つとなっています。

夫婦別姓の議論が盛んになってきた背景には女性の社会進出が進み、
名字が変わることで仕事上のキャリアが途切れるという問題がありま
す。こうしたことから職場で旧姓の使用を認める動きが広がっていて、
財団法人「労務行政研究所」によりますと、おととし、一部上場企業
などを対象に行ったアンケート調査では、200社余りから回答が寄
せられ、仕事上での旧姓の使用を認めている企業の割合は64.5%
と12年前の30.6%に比べ2倍余りに増えました。このため、法
律を改正してまで夫婦別姓の制度を導入する必要はないという意見が
あります。

一方で、夫婦別姓の導入を求める人たちは、旧姓の使用が広がってい
るものの今もさまざまな不都合があると訴えています。例えば身分証
として使われる運転免許証や住民基本台帳カード、それに健康保険証
は戸籍名しか認められません。このため身分証の提示が必要な銀行の
口座の名義は新しい名字となり、仕事で旧姓を使用していると振り込
みなどを巡ってトラブルになる場合もあるとしています。また、こう
した不都合を避けるため籍を入れない「事実婚」を選択する人たちも
いますが、法律上の夫婦ではないため、所得税や相続税の控除が適用
されないほか、パートナーの生命保険の受取人として認められないケ
ースもあるということです。夫婦別姓の導入を巡っては、こうした問
題をどう考えるかも論点の1つとなっています。

世論調査では賛否分かれる

内閣府の世論調査では、夫婦別姓を選べる制度の導入について賛否が
分かれていて、年代によって大きく異なっています。

内閣府の世論調査では、夫婦別姓を認めない今の法律について、「改
めてもかまわない」、「改める必要はない」、「旧姓を通称として使
えるよう改めるのはかまわない」の3つの選択肢で質問しています。

平成8年の調査では「改めてもかまわない」が「改める必要はない」
を下回っていましたが、平成13年に逆転し、直近の平成24年の調
査では「改めてもかまわない」が35.5%、「改める必要はない」
が36.4%とほぼ同じ割合となっています。

一方、「旧姓を通称として使えるよう改めるのはかまわない」という
回答は、22%台から25%台と毎回、ほぼ同じ割合です。賛否の割
合を年代ごとにみると大きく異なっていて、平成24年の調査では、
20代から50代までは「改めてもかまわない」が40%台、「改め
る必要はない」が20%台ですが60代で逆転し、70代以上では
「改めてもかまわない」が20.1%、「改める必要はない」が58.
3%と、年代が上がるにつれ否定的な回答が多くなっています。

また、男女別でみると、平成24年の調査では男性は「改めてもかま
わない」が35.5%、「改める必要はない」が39.7%と否定的
な回答がやや多く、女性は「改めてもかまわない」が35.5%、
「改める必要はない」が33.7%となっています。
Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation)
All rights reserved.)


最高裁の大法廷で弁論の行われた日のニュースですが。
NHKが選択的夫婦別姓をこんなに大きく取り上げるとは、ちょっと
驚きですよねぇ。(@_@)

まぁ、でも、最後の「世論調査では賛否分かれる」のところに、内
閣府の調査を使ったのはNHKらしい。(?)
NHKの籾井勝人会長は、「政府が右というものを我々が左とは言え
ない」などと言ってる人ですから、、、。

ちなみに朝日新聞の記事では、
「選択的夫婦別姓に賛成52% 朝日新聞社世論調査」
↑という数字が出てますよ。(記事はハフィントンポストですが。
というか記事は11/10のですけど。)

NHKは、今回世論調査というのはしなかったのかなぁ~?
つうか、朝日新聞の上の調査が偏ってるのかな?
まっ、その話は置いといて、、、。

上の記事のような弁論が行われたんでしょうけど、まぁ、裁判は公
開だとは言っても、カメラで中継してほしいとはいいませんけど、
原告、被告、それぞれなんと言ったのか、そのくらいは知りたいで
すよねぇ?

見ててください、判決が出ても、判決要旨が載るくらいで全文は載
らないですよねぇ、新聞に。
まっ、せめて、最高裁のウェブサイトへのリンクくらいつけてほし
いと思いますが。

ちなみに12/16(水)に判決が出るようですよ。
GOOGLEカレンダーに印をつけときましたから、アラームが鳴るかも。
(私のスマホの話ですよ)

忘れさせない権利

「忘れられる権利」
まっ、↑ウィキペディアには、こうありますが。
何か、ヨーロッパで盛り上がってる権利のように思ってましたが、

忘れられる権利、EU裁判所が認める Googleにリンク削除義務
The Huffington Post 投稿日: 2014年05月14日 11時56分 JST

ヨーロッパでは、裁判所でそのような権利が認められてるようですよ。

上のウィキペディアには、日本の現状についてもありますが。


日本における「忘れられる権利」の位置付けについては、議論の一
致をみないが現状である。とりわけ、日本では、プロバイダがプロ
バイダ責任制限法に従ってウェブページの削除要請に自主的に応じ
ているため、問題が顕在化しにくいという背景がある。また、プロ
バイダに限らず、検索エンジン側も自主的に削除要請に応じる姿勢
を有している。たとえば、グーグルは「Google からの情報の削除」
というウェブページを用意しており、ヤフーも「検索結果に情報を
表示しないようにするには」というウェブページを用意している。


↑これによると、日本の検索サイトは「自主的に削除要請に応じる
姿勢を有している」だとか。

いやいやいや、まぁ~、いいんですけど、、、。
たとえばですよ~、「稀代の悪」で検索すると、「羽賀研二」に辿り着
けるんですが。

この検索ができなかったら大変でしょ?!
「梅宮辰夫さんが以前に自分の娘と付き合ってた男を、”稀代の悪”
と呼んで、、、。その男の名前、なんて言ったかなぁ?」
「そう、梅宮アンナの元恋人」
「脅迫するかお金をだまし取るかして、裁判になって、一審では無罪
となったけど、そのとき知人に頼んでアリバイを偽証してもらった
ことがバレて、二審では有罪になった男」

ここまでわかってるんだけど、名前が出て来ない、、、。(>_<)
まぁ、年をとると人の名前やドラマ・映画のタイトルなんかも出て来
なくなりますから、検索エンジンは重宝しますよ~。\(^o^)/

それが、使えなくなったらというか、検索しても出て来なかったら、
そりゃ困りますよ~。(T_T)
図書館に行って、朝日新聞の縮刷版を読みまくることになりますけど、
年代がわかりませんからねぇ、探すのは至難の業では?!

そうか、「ヤフー知恵袋」で聞けばいいのかな。
まぁ~、他人に頼らず探そうとすると大変ですよねぇ。

それに、こうして探すのが大変だという私のような人もいれば、梅宮
辰夫さんのように、「アイツは許さん!」と絶対忘れないぞぉ~という
人もいるでしょう。

う~ん、あれですよねぇ、検索エンジンがリンクを付けないのなら、
個人がウェブサイトで「芸能人の犯罪」とか「殺人事件」とか、いろん
なページを作っておけば、GOOGLEはその個人のページにリンクを張
ってるだけだから、ギリギリ許されるのでは、、、?

よし、つくろう!誰かお願い。(?)
そして、ぜひ、梅宮辰夫さんのために「忘れさせない権利」も裁判所
で認めて欲しい!

イスラム国に続いて朝日新聞が安倍っちに宣戦布告?

(社説)夫婦別姓 多様な家族認めるとき
2015年2月20日05時00分

 夫婦別姓を認めない民法の規定は、個人の尊厳や男女平等などの憲
法の理念に沿うのか。最高裁が判断することになった。

 地裁、高裁で退けられた事実婚の夫婦ら5人の訴えが、最高裁で大
法廷に回された。判決はまだ先だが、最高裁は、高裁の判断をそのま
ま追認するわけではない姿勢を示唆している。

 生き方や、家族の形が多様化するなか、例外なく夫婦の一方に姓を
変えさせる民法は、もはや時代にそぐわず、柔軟さを欠いている。最
高裁は現実をつぶさにみて、考えてほしい。

 結婚を機に同姓になりたいと思う夫婦もいれば、そうできない、望
まない人たちもいる。

 仕事で使ってきた姓を変えるのは不便だし、それまでの実績、人脈
が途絶えるリスクもある。姓を変えて、自分が自分でなくなってしま
うと感じる人もいる。一人っ子同士の結婚が増え、どちらの姓とも決
められない場合もあるだろう。

 近年、職場で旧姓を使い続けるケースは浸透してきたが、それでも、
文書の署名や銀行口座を開くような肝心の場面で、戸籍上の姓を使わ
ざるをえない現実は今もある。

 婚姻届を出さずに事実婚を選ぶ場合、法律婚にある税制上の優遇は
あきらめるしかない。

 女性だけに離婚後6カ月間、再婚を禁じる民法の規定についても、
最高裁大法廷が判断することになった。こうした人生や個人のアイデ
ンティティーに直結する問題を放置してきた国会の責任は重い。

 法制審議会は19年も前に「結婚しても姓を変えない利益を保護す
る必要がある」として、別姓を選べる民法改正要綱案を答申した。法
務省が法案を準備し、是正の道筋をつけた。

 実現していないのは保守系議員が「家族の崩壊を招く」などと反対
してきたからだ。必要な人に選択肢を与える改正なのに、それを許さ
ない一部議員の姿勢は頑迷というほかない。

 12年の政府の世論調査では、「夫婦は同姓にすべきだ」と「希望
すれば旧姓を名乗れるよう法改正していい」が拮抗(きっこう)する
が、年代別では20~50代で「別姓許容」が上回る。今後の社会を
担う世代の意識を重んじていくべきだろう。

 結婚で姓を変える96%は妻の側で、負担は女性に集中する。「女
性の活躍を阻むあらゆる課題に挑戦する」と安倍政権は宣言している。
ならばまず、選択的別姓を阻んできた自民党の姿勢を顧み、改めるべ
きだ。最高裁から言われる前に、国会自らが実行すべき問題である。
朝日新聞


朝日新聞の社説です。
最高裁が初めて選択的夫婦別姓について憲法判断を行なうことにな
ったということで、「選択的夫婦別姓を早く認めろ~!」という感じ
のことを朝日新聞流に書いてありますが。

それにしても、3段落目ですが、
>最高裁は現実をつぶさにみて、考えてほしい。
とありますが。

こんなことを言うと、最高裁は普段、高裁の判事の顔を立てて、よ
ほど目に余る間違いがない限り、高裁の判決を追認している!と、
そんな風に思えませんか?

普段から「現実をつぶさにみて、考えて」ますよねぇ、最高裁は。
たぶん。

後は選択的夫婦別姓についての説明があるのですが、核心部分は、
下から3段落目、それでは、何で選択的夫婦別姓が導入されないの
か!?という部分。
>実現していないのは保守系議員が「家族の崩壊を招く」などと反対
>してきたからだ。必要な人に選択肢を与える改正なのに、それを許
>さない一部議員の姿勢は頑迷というほかない。
だそうで。

でもまぁ、自民党は保守政党ですから、その保守政党が政権与党と
なってるんだから、それは国民の選択だとも言えますけどねぇ~。
国民の選択というと、下から2段落目には、世論調査の数字が出て
ますが。

選択的夫婦別姓を認める・認めないで世論は拮抗してるわけですけど。
これは、立法政策の話になるんでしょうけど、世論が支持するから
法改正する。というのは、一見当然のように思いますが、問題が差
別ということだったらどうでしょう?

差別は良くないことですが、その差別政策を改めるかどうかを、世
論、国民の支持で決めようとすると、差別とは多数が少数を区別す
るわけだから、多数にとって有利となってる政策を進んで改めよう
とはしないでしょう?

国民の支持を待っていたのでは、その差別政策はいつまでも改めら
れないことになります。
そこで、国会は国民の支持を待たず、国をリードする必要が出てく
るわけですが、まぁ~、日本の国会にそれを期待するのは難しいと。

まぁ~、あれですよ、、、。
婚外子差別を見てみましょうか。
婚外子相続差別は違憲 最高裁大法廷 2013/9/4 15:08
↑日本経済新聞から。
一昨年になりますか、やっと婚外子差別の違憲判決が出ましたが。

これが、1995年7月5日には合憲判決を出してますからねぇ。
まっ、その時も、違憲とまでは言えないが問題があるので国会に
任せるという判事も含めれば、すでに違憲、、、ではなく、民法
改正が必要と考える判事の方が多かったと思いますが。

それでも、国会は対処しないんですねぇ~。
で、一昨年違憲判決が出たと。

う~ん、どうでしょうねぇ、一昨年違憲判決を出した判事が1995年
に判決を出していたら、違憲判決を出していたでしょうか、、、?
それとも、その時点では、合憲としたでしょうかねぇ~?
まっ、歴史に「if」はないですか。

いやぁ~、ですから、朝日新聞の社説の最後には、
>最高裁から言われる前に、国会自らが実行すべき問題である
と違憲判決が出るものと決めつけてるようですが。

第3小法廷でしたか、小法廷から大法廷に回されたというだけで、た
またま第3小法廷の5人が話し合ったら、3人が「これは違憲ですな」と
言うから大法廷へ回したけど、その3人が15人のうちの少数派かもわ
かりませんよ。

つまり、15人のうち選択的夫婦別姓を認めない民法を合憲と考える
判事が10人。違憲が5人。
となるかもわかりませんよ~。

この人たちの判断しだいですよねぇ。
↓(最高裁のページですが)
最高裁判所の裁判官

あれっ、大谷さんて二人いるんですか、、、。
ん? ついこの前、大谷さんて人が新しく最高裁判事に就任という
記事を見たような気がしますが。

今年に入ってからだったような、、、?
まぁ~、そのくらい? 新聞記事に小さく扱われるだけでしょう、日
本では。

アメリカでは、大統領に指名された最高裁判事の候補が議会に呼ばれ
て、公聴会ですか、議員にあれこれ質問されてるシーンがテレビで見
ることもできますが。

日本では遠い存在になってますかねぇ~。
何かこう批判してはいけないものという風潮があるような、、、?
朝日新聞も、そういう風潮に乗っかってますかねぇ。
>それを許さない一部議員の姿勢は頑迷というほかない
と国会議員をこれだけ批判するわけだから、もしも、最高裁が合憲
判決を出したら、合憲とした最高裁判事を「頑迷というほかない」と
言って欲しいですよねぇ。(^_-)

最後の段落に
>「女性の活躍を阻むあらゆる課題に挑戦する」と安倍政権は宣言し
>ている。ならばまず、選択的別姓を阻んできた自民党の姿勢を顧み、
>改めるべきだ。
とありますが。

「私は岩盤のような規制を打ち破るドリルになります」などと言って
いた安倍っち(安倍晋三・首相)ですが、安倍っちそのものが、岩盤の
ような障害物なのでは!?と以前から言ってますが、ここでも、安倍
っちが選択的夫婦別姓を認めようなどとは世界がひっくり返っても
なりませんよ!

で、保守色の強い国会が改正できないんだから、最高裁に頑張っても
らわないとならないのですが、ここで、最高裁も保守だとしたら、、、
もう「この道しかない!」と間違った道を突き進む男を止めるすべが
ないことになりますからねぇ~。
お願いしますよ~。(*^_^*)

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(社説)首相のヤジ 敵意むき出し華もなし
2015年2月22日05時00分

 先日の衆院予算委員会で、耳を疑う場面があった。

 民主党の玉木雄一郎氏が、砂糖業界団体の関連企業から西川農水相
への寄付について、「脱法献金だと言わざるを得ない」と追及してい
た時のことだ。

 首相が自席からこんなヤジを飛ばした。

 「日教組!」「日教組どうするの、日教組!」

 玉木氏は「総理、ヤジを飛ばさないで」と繰り返し、見かねた大島
理森予算委員長が「総理、総理も、ちょっと静かに」とたしなめた。

 NHKやネットで生中継されていた中でのこと。首相がどうしてこ
んなヤジを飛ばすのか、多くの人が首をひねったに違いない。

 首相の念頭には自民党が野党時代に国会で取り上げた民主党議員と
日教組との関係があったようだ。翌日には民主党からの抗議に「今後、
静かな討論を心がけたい」と語った。

 ヤジは「議会の華」という。ただし、これは言論を生業とする政治
家ならではの絶妙な「突っ込み」をたたえる言葉だ。

 首相はよく、答弁中のヤジに「私が答えているんですから」と顔を
しかめる。それなのに閣僚の疑惑を突かれたからといって敵意むき出
しで言い返すのでは、行政府の長としての矜恃(きょうじ)や品位を
自らおとしめることにしかならない。

 最近の首相発言でもうひとつ気になったのは、中東の過激派組織
「イスラム国」による邦人人質事件にからむ答弁だ。

 周辺国への2億ドル支援を表明した首相スピーチによって、人質に
危険が及ぶかもしれないとの認識はあったのか。参院予算委での共産
党の小池晃氏の問いに、首相はこう答えた。

 「小池さんの質問はまるで、ISIL(「イスラム国」)に対して
は批判をしてはならないような印象を我々は受ける。それはまさに、
テロリストに屈することになると思う」

 そうだろうか。むしろ逆に「首相の答弁はまるで、『イスラム国』
と闘う首相に対しては批判をしてはならないような印象を我々は受け
る」と返したくなってしまう。

 後日の衆院本会議で自民党議員が、共産党の志位委員長の質問中に
「さすがテロ政党」とヤジを飛ばした。首相の意を忖度(そんたく)
したのかどうかは知らないが、悪質なレッテル貼りとしかいいようが
ない。謝罪に追い込まれたのは当然だ。

 国権の最高機関の中での話である。あきれるしかない発言はお断り
したい。
朝日新聞


こちらも朝日新聞の社説。
「イスラム国に続いて朝日新聞が安倍っちに宣戦布告?」というタイト
ルにしたのは、こちらの社説からです。

前半は、安倍っちが野党議員の質問の最中、閣僚席から、
>「日教組!」「日教組どうするの、日教組!」
と野次を飛ばしたということですが。

9段落目
>首相はよく、答弁中のヤジに「私が答えているんですから」と顔を
>しかめる。それなのに閣僚の疑惑を突かれたからといって敵意むき出
>しで言い返すのでは、行政府の長としての矜恃(きょうじ)や品位を
>自らおとしめることにしかならない
と言われてますねぇ、安倍っち。

ここは、安倍っちの性格がよく現れたシーンだと受け取る方がいいの
では。
安倍っちは、自分がやられてイヤなことでも、自分がやりたければ平
気でやる。
安倍っちは、そういう性格なんだということを考えれば、とても自然
な行為ですよねぇ。

後半は、イスラム国の事件についての安倍っちの発言ですが、下から
3段落目
>「首相の答弁はまるで、『イスラム国』と闘う首相に対しては批判
>をしてはならないような印象を我々は受ける」と返したくなってし
>まう
だそうで。

いやいや、そこまでいいますか!?
という感じですよねぇ、これこそ、まさに朝日新聞の安倍っちへの
宣戦布告では?!

私は、そんな風には受け止めませんでしたが、、、。
その上の段落に
>「それはまさに、テロリストに屈することになると思う」
とか、安倍っちはテロには屈しません!と力強く言うんですが。

そうそう、そして、民主党の辻元清美先生との質疑で、「イスラム国
から脅迫のビデオが公開される前に交渉してれば、無事開放される
可能性があったのではないか。しかし、安倍っちはその大事な時に
年末はホテルに宿泊し、スポーツジムに行ったり映画に行ったりし
ていた」と指摘すると、、、。

「何か進展があって、私の判断が必要になったときには、すぐに連絡
のとれる状態にあったし、私の健康管理も重要なことで、健康を維
持してこそ、判断を求められた時に正しい判断が行える」
みたいに言い張ってましたが。

だけど、イスラム国の脅迫ビデオが公開された時は、すっ飛んで帰
国してますよねぇ。
これって、テロに屈してるのでは?
自分のスケジュールを変更してるじゃないですか?!

そして、こちら、↓。
ロンドンで「シリアの友連絡グループ」外相会合(2015年1月22日)
イスラム国のテロリストと戦う国の外相が集まってる会合ですが、
ニュースで見ただけですが、この会合には、日本の外相は参加して
ないですよねぇ?

つまり、口では勇ましいことを言うんだけど、やってることは、脅
迫を受けて、すっ飛んで帰国するし、いざという時は腰が引けるし。
勇ましいのは口だけなんじゃないの~!?ということですよ。

あと、社説とは離れて、↓。
(日曜に想う)「一強多弱」政局に潜む鳴動 特別編集委員・星浩
面白い内容だとは思いますが、表層君・深層氏はどうかと思う、、、。
深層氏というと、BS日テレの「深層NEWS」を連想しますよねぇ?
ホッシーとヒロッシーにしては?!



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