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日曜日の毎日新聞

記者の目:集団的自衛権と湾岸のトラウマ=布施広(論説室)
毎日新聞 2014年07月17日 東京朝刊

 ◇平和論議の原点に戻れ

 集団的自衛権をめぐる論戦を見聞きしながら、ふと不安になった。
論議にはよく1991年の湾岸戦争が登場するが、私が前線で取材し
たこの戦争はかなり誤解されているように思えるからだ。

 気になるのは「湾岸のトラウマ」という言葉だ。イラクのクウェー
ト侵攻に対し、国連決議に基づいて30カ国余りが参加した湾岸戦争。
日本は130億ドルを支援したが、人的貢献を欠いて米国から「少な
すぎて遅すぎる(too little, too late)」と
責められた。国際社会からも評価されなかった。これが一般に知られ
る事実関係だろう。

 では、この言葉はどんなふうに使われるか。例えば6日の朝日新聞
で早稲田大の長谷部恭男教授は「(外務省は)湾岸戦争の時の『巨額
の出費をしたのに感謝されなかった』、というトラウマを晴らそうと
している」として「感謝しない方がおかしいのであって、なぜ感謝さ
れるべきことをした方が変わらねばならないのか。戦争を安易にとら
えすぎている外務官僚に、自衛隊入隊を義務づけたらどうでしょう」
と語っている。

 他方、当時の新聞論調はだいぶ違う。湾岸戦争の停戦から約2カ月
後の憲法記念日(91年5月3日)、朝日新聞の社説はこう書いた。

 「今回浮き彫りになったのは、日本の政治・外交が平和主義の基本
理念を積極的に発信し、世界に浸透させる努力を十分重ねておらず、
むしろ憲法理念を『制約』として自らの怠慢の言い訳にしか使ってこ
なかった、という事実ではないだろうか」

 翌92年の憲法記念日には毎日新聞の社説が「『正義の戦争などな
い』という正論性を、とことん詰めもしないで済ませてきた日本が、
その虚を突かれたのが湾岸戦争だった」と総括し、「戦争放棄の理想
という原点」を踏まえ「人的な貢献策をギリギリ詰めていく」必要性
を説いている。

 ここにトラウマの影はなく、両紙とも深い問題意識によって日本の
在り方を反省している。どんな結論に至るにせよ、ここが模索の出発
点と思うが、昨今の論戦でこうした問題意識が希薄なことに驚かされ
る。90年代からの課題が自然消滅、または乱暴にリセットされたか
のようだ。

 ◇考え続けた保守、リベラルと差

 いささか恣意(しい)的な分類と独断を許してもらえば、いわゆる
「保守」の人々が湾岸戦争の「教訓」を長年考え続けたのに対し、い
わゆる「リベラル」の人々は「トラウマ=忌まわしい記憶」として忘
れようとする傾向が強かったのではなかろうか。このことは集団的自
衛権をめぐる論戦にも影響していて、双方に優れた論考があるのは確
かだが、私の目には「リベラル」の側に稚拙で雑な文章が多いように
映った。「こう書くのが平和主義なんだ」という安易で根拠のない思
い込みが論理の緻密さを失わせ、朝日社説が指摘した「怠慢」にも通
じるような気がしたのである。

 私自身は2001年の米同時多発テロ後、日本周辺の防衛と邦人保
護に限って集団的自衛権の行使を認めた方がいいと思い始めた。テロ
もそうだが、中国や北朝鮮も含めて国際秩序の流動化が続く。憲法解
釈は大事だし、閣議決定を急いだ安倍晋三政権を批判するのも当然で
ある。だが、安全保障や国際貢献が絡むこの問題は所詮、賛成と反対
では割り切れないのではないかという疑いを禁じ得ない。

 国連決議を積み重ね「正義の戦争」といわれた湾岸戦争から同時テ
ロを経て、米国は大義なきイラク戦争へ突き進んだ。これが湾岸戦争
のイメージを損ない、集団安全保障の論議などに響いているのは残念
だが、ともあれ米国が各国を強引に「テロとの戦争」に組み込む過程
を私はつぶさに見た。米国の力が衰えた時も、肩代わり的に日本が巻
き込まれる状況は生じよう。

 だが、米国の力に頼りつつ米国に巻き込まれるのを警戒するのは日
本の宿命的な現実であり、二律背反的な要素を使い分けて日本は平和
を保ってきたともいえる。そう簡単に日本が巻き込まれるとは思わな
いし、巻き込まれることを自明とする必要もない。

 ◇日本の自立求める若者

 昨秋、ある国立大で約100人の学生に聞いたところ、半数以上が
集団的自衛権の行使容認に賛成する一方で、日米同盟について「強化」
を求めた学生は2割に満たなかった。この種の調査をするたびに若者
たちが日本の自立を求めていることを痛感する。

 集団的自衛権をめぐる論戦は50年後100年後の日本を見据えた
論議であってほしい。「私たち日本人は世界の中で、平和のためにど
うしたいのか」。昔からリセットされがちな問いと向き合わない限り、
行使を容認しようがしまいが、日本人は国際貢献でも安全保障でも主
体的な選択はできないだろう。


先週の日曜は、
(日曜に想う)野党よ、再編ゲームより論戦を 特別編集委員・星浩
という朝日新聞の記事を見つけたので、「星浩に思う」というタイトル
でブログに書いたのですが。
今週も楽しみにしてたのですが、見つからないので、「日曜日の毎日
新聞」になりました。
(この記事は、7/17・木曜のものですが)

さて、記事ですが。
毎日新聞論説室の布施広氏は、湾岸戦争のとき前線で取材してたそ
うですが、萩谷順氏も、中東にいたようですよ。(中東かなぁ?
カイロですか)
その人が、↓こんな文章を書いてますよ。
困ったときの友人 日本とクウェートと湾岸戦争 2011.04.19 Tue

それは置いといて。(?) 毎日新聞論説室の布施広氏は、集団的自衛
権の議論は原点から始めるべき。原点とは湾岸戦争だぁ~との趣旨だ
言ってるように思いますが。

2段落目、
>気になるのは「湾岸のトラウマ」という言葉だ
とありますが。

「湾岸戦争」については、ウィキペディアにも詳しくありますが、最
後の方に、「日本への影響」の項に、
>クウェートは戦後、参戦国などに対して感謝決議を出したが、日本
>はその対象に入らなかった
だとか。

だけど、この頃(湾岸戦争の頃ですよ)、日本は何をすべきか?という
議論では、「国際貢献」という言葉が頻繁に出てきてた記憶があります
よ~。

それに対して、確か、緒方貞子氏だったと思いますが、「国際貢献や
ってる国は”国際貢献、国際貢献”と言わないで、それをやってい
る」と言って、日本は、”国際貢献、国際貢献”と言ってるが、何を
やってるのか?という話をしてたと思います、、、。

たとえば、紛争地帯から逃げてきた難民を、スウェーデンは何人、
ノルウェーは何人受け入れているが、日本は何人だ。
(↑この数字、日本がものすごく少ないんですが)
などと、日本は、”国際貢献、国際貢献”と大きな声を出してるだ
けで何もやってないじゃないか。
みたいな話だったかと。

これ(↑)は、緒方貞子氏の話ですが、国際貢献についての私の話。
クウェートが湾岸戦争の後、日本に感謝しなかったことが問題と
されてましたが、国際貢献でしょ?
感謝されたくてやってるんですか~?という話ですよ。

「あなたは電車の中で老人に席を譲るのは、感謝されたいからで
すか?」という話。
国際貢献はやらなければならないことで、感謝される・されない
は関係ないのでは!?

感謝される・されないを問題にするのは、何か、国際貢献をする
ことで日本の力を見せつけようとか、何か別の目的があるから
なのかと勘ぐられてしまいますよ。(>_<)

ですから、
>国際社会からも評価されなかった
という点については、何の問題もない。と私は考えます。

それからもう一つ、「日本は人を出さず、お金だけ出した」と非
難されたという点ですが。
日本は戦争を放棄した国ですから、海外で武力行使することは
できません。そのことをとやかく言うのなら、お金を返して下
さい!

戦争を放棄した憲法を持つ国としては、海外で武力行使しない
というのは当然のことでしょう。
なので、「◇考え続けた保守、リベラルと差」のところにある
>いささか恣意(しい)的な分類と独断を許してもらえば、いわゆる
>「保守」の人々が湾岸戦争の「教訓」を長年考え続けたのに対し、
>いわゆる「リベラル」の人々は「トラウマ=忌まわしい記憶」と
>して忘れようとする傾向が強かったのではなかろうか
のところ。

私が、いわゆる「リベラル」の人々を代表するわけではないので
他の人のことはなんとも言えませんが、少なくとも私については、
「トラウマ=忌まわしい記憶」などないですよ~。

それで、
>「保守」の人々が湾岸戦争の「教訓」を長年考え続けた
というのは、安倍っち(安倍晋三・首相)のような「保守」の人々は
湾岸戦争以降、何とか自衛隊を海外へ派遣できる国にしようと努
力してきたということでしょう。

で、今、安倍っちが、その一歩を踏み出したということですよ。

「◇考え続けた保守、リベラルと差」の中の2段落目、
>私自身は2001年の米同時多発テロ後、日本周辺の防衛と邦人
>保護に限って集団的自衛権の行使を認めた方がいいと思い始めた。
とありますが。

まっ、これを言うと結論になってしまいますが、、、。
最後の段落、
>集団的自衛権をめぐる論戦は50年後100年後の日本を見据え
>た論議であってほしい
と毎日新聞論説室の布施広氏も言うのだから、今の「1強他弱」の
政治状況を利用して、急いで閣議決定で憲法を変えたりしないで、
5年10年かけて、集団的自衛権の必要性を宣伝して、国民に改憲
を求めるのが筋なのでは、、、?

いくら「私には国民を守る責務があるんです!」と集団的自衛権の
必要性を訴えても、国民がそれを認めなければ、集団的自衛権以
外の方法で国や国民を守る方法を考えるべきなのでは。

それに、「日本周辺の防衛と邦人保護に限って」と言うのなら、安
倍っちのいうグレーゾーン解消のための法律の整備と個別的自衛
権で対応できるのでは!?

それから、同じ段落、
>だが、安全保障や国際貢献が絡むこの問題は所詮、賛成と反対
>では割り切れないのではないかという疑いを禁じ得ない
だそうですが。

これを聞いたら、「民主党の立ち位置がわからない」と皮肉られ
てる民主党は大喜びするのでは、、、?
ただ、集団的自衛権行使容認に賛成するのか反対するのかは、二
者択一ですけどねぇ。

「白か黒か」ですよ。「グレーゾーン」はありませんよ。
安倍っちも「グレーゾーンをなくしたい」と言ってるじゃないです
か、、、というのとは別の問題ですが。(^_-)

ただ、毎日新聞論説室の布施広氏の言いたいことは、たとえば、
イラク戦争で、どれだけ世界が良くなったのか。
国のために自由と民主主義を守るために戦って、イラクで戦死
したアメリカ兵のことを考えると、「無駄死」だったというのは
かわいそうですけど、現状は選挙が行われるように民主化され
たはずなのに、首都近くまで武装勢力が迫ってるわけでしょ。

NHK会長の言葉じゃないですけど、「もう終わったことだから」
(”もう決まったことだから”でしたか)、今さら、イラク戦争
はどうだったんだろう?と考えても仕方ない、、、。
そんな気にもなりますよねぇ。(T_T)

というのが、「賛成と反対では割り切れないのではないか」の
意味なのかなぁと推測します。

それから、「◇考え続けた保守、リベラルと差」の3段落目、
>国連決議を積み重ね「正義の戦争」といわれた湾岸戦争から同時
>テロを経て、米国は大義なきイラク戦争へ突き進んだ
とありますが。

>「正義の戦争」といわれた湾岸戦争
のところですが。
まぁ、始まりがイラクがクウェートを占領した~!というところで
すから、クウェートを開放する戦いは「正義の戦争」のように見えま
すけど、、、。

そもそも、イラクの隣りのイランがイラクと戦争となると、イラク
を支援してたのはアメリカじゃないですか。
それに、「ナイラ証言」と呼ばれるものがあるでしょ。

イラク兵が病院に乱入し、保育器を奪い取って行った。
保育器に入っていた赤ちゃんは死んでしまった、、、。
などと証言した少女がいて、アメリカの世論が「サダム・フセイン憎
し! イラクを追い出せ~!」と盛り上がったのですが、この証言し
た少女は、クウェートの駐米大使の娘だったことが判明。

ウソの証言で戦争ムードを盛り上げていった。そんな戦争でも、「正
義の戦争」といえるんですかねぇ~?

「◇考え続けた保守、リベラルと差」の最後、4段落目、
>そう簡単に日本が巻き込まれるとは思わないし、巻き込まれること
>を自明とする必要もない
だそうで。

いやいや、「◇考え続けた保守、リベラルと差」の1段落目に
>私の目には「リベラル」の側に稚拙で雑な文章が多いように映った。
>「こう書くのが平和主義なんだ」という安易で根拠のない思い込み
>が論理の緻密さを失わせ・・・
と書いてる毎日新聞論説室の布施広氏ですが、「そう簡単に日本が巻
き込まれるとは思わない」とする根拠は何ですか?

安倍っちが、「イラク戦争やアフガン戦争のような戦場に自衛隊を派
遣することはこれからも決してありません」という言葉以外に何か、
根拠がありますか?

まぁ~、冗談のような話ですけど、中東で紛争が起こり、アメリカ軍
から安倍っち自慢のNSCに矢のような催促。敵もいないし、部隊を
派遣するだけでいいから駐留して警備、監視だけやってればいいか
らと、日本はその国の南部に派遣されることになり、、、

北部からアメリカ軍が進撃し、すると、敵の軍隊が南へ逃げてきた。
日本の自衛隊は逃げるわけにもいかず、敵が攻撃してきたら、反撃
もしなきゃならないし、、、。
これが武力行使の記念すべき始まりでしょ。(?)

だけど、憲法も国内法も政府の新3要件も、すべての要件を満たすの
に、そんなアメリカの要求を拒否することは、できないでしょう?
安倍っちなんか、進んで軍隊(自衛隊)を出したいと思ってる政治家
もいるんだし、、、。

あれですよ~、たとえば、科学者の世界で、開発が可能だけど倫理
上の問題とか、何かの理由で開発しないということがあるかという
と、ないですよねぇ?
原爆も開発したし、クローン技術なども開発するのでは、、、。

たとえば、お金がないなら、買うことは諦めても、お金はあるけど
節約しなくちゃというときには、欲しいものがあると、つい買っち
ゃうのが人情では。(?)

まぁでも、毎日新聞にも集団的自衛権行使に賛成する人がいて、そ
の人が記事を書けるというのがわかって良かったですよ~。\(^o^)/
これで、民主党の中が割れてても、決して珍しいことではないと言
えるかも、、、。(?)
(いや言えないか~。)
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